キメラの繁殖 レビュー
キメラの繁殖の紹介です。
ストーリー
主人公であるキメラが種族の繁殖のため、より強い雌を孕ませるべく人里へとやってきて次々と女の子を襲っていきます。
しかし襲うためにやってきた街は正体不明のイバラにより後3日で滅びゆく事になっており…
三日間の中で女の子を襲ったりイベントを起こして街を救ったり主人公の選択によって街イザロ、そして登場する女の子の命運が大きく変わっていくマルチエンディングのストーリー。
システム
まず今作で特徴的なのがフリー探索+マルチシナリオシステム。
シナリオはどの女の子をどの順番で倒すか、どのイベントを起こすか等プレイヤーの挙動で複雑に変化していきます。
例えば村でのエルフ姉妹とのバトル。
今回は妹のエフィを集中攻撃してみます。
ある程度HPが減るとイベントが。エフィとのタイマンになります。ここで撃破しておくと夜のイベントで
ソフィアが誘いを受けるイベントが発生しました。では今度は最初の姉妹とのバトルで姉のソフィアを集中攻撃してみましょう。
今度はソフィアとのタイマンになります。これを撃破しておくと夜のイベントは…
エフィが悪魔アマリスと手を組むイベントが発生し別ルートに分岐しました。こんなようにイベントの選択次第で次々と分岐しイベントが発生します。
上図はメニューから見れるフローチャート。探索できる三日間は「朝昼夕夜」の4パートに分かれておりその時間帯、場所によって発生するイベントが変化します。各キャラのシナリオを攻略していくにはフローチャートを見つつイベントを進めていく必要があります。
また、エリアの探索やイベントの発生にはにはキメラの特殊能力を使う事が重要に。
例えば…
街に入りたくてもキメラのままでは警戒され入る事が出来ません。
が特殊能力の人間に擬態を使うと…
兵士をごまかし中に入り女の子を襲う事ができます。この他にも見えないものを感じ取り攻撃出来る「感覚状態」や保護色になって見えなくなることで敵を不意打ちするなど、ルートを進めるうえで特殊能力を使いこなす事が攻略のカギになります。
プレイしてみての感想ですがとにかくイベントを探すのが面白いです。進め方によっては女の子を蹂躙し続ける鬼畜なキメラになったり、心の芽生えたキメラとの純愛ルートになったり。この娘を撃破してルートを変えてこの娘は撃破せず…等試行錯誤しながらフローチャートを埋めていくのが楽しく時間を忘れてプレイしてしまいました。
ほぼノーヒントながら徐々にシナリオやエンディングが埋まっていき、徐々に物語の背景や核心が掴めてくるともう世界観にハマっていました。何となく推理小説を読み解いていくような感覚に近いかも。
今作は三日という短い期間であり、周回で埋めていくのが基本となります。周回前提のゲームでありがちな作業感ですが、イベントスキップ、テキストスキップが完備されておりマップも広いわけではないので作業感が殆ど無くストレスフリーでルート探しに没頭できるかと思います。
次に戦闘面。
マップにいる女の子は近づくだけで攻撃をしてくる娘もいれば、こちらから攻撃するとバトルになる娘まで様々。
攻撃方法やその耐性、弱点まで一人一人全く違うのでキャラごとに攻撃や立ち回りを考える必要があります。
多方向に魔法を放ってくるリクさん。耐久力は低め。
勝ったらその場に倒れ込むので近づき凌辱。Hシーンに突入します。
直線状に複数電撃魔法を放ってくる娘も。よけきれないと大ダメージは避けられません。
敵によって自分の装備や魔法を変えて臨みましょう。詳しくは後述参照。
バトルは通常難易度でも初めはキツめ。手当たり次第に攻撃しているだけではまず勝てません。使用できる魔法やスキルの効果が様々なのでうまくはまる組み合わせを見つけて戦うのがこのゲームの攻略法であり楽しみ方ですね。
全体的に魔法が強力で大体の敵が遠距離魔法で敵を処理できてしまうのは惜しいところ。近接攻撃がダメージを受けやすい分もう少し近接が強くても良かった気も。
敵の倒す時間と受けたダメージで撃破ランクが設定されており高いランクで倒すとより強力な装備や能力が解禁されるのでやり込み要素も用意されています。
今回ゲームパッドを使用してプレイしましたがキーの割り当て次第でかなり快適にプレイ出来ました。逆に戦闘で使うキーが比較的多い(方向キー+3つたまに4つ)のでゲームパッドが無い場合、てこずる人もいるかも。一度体験版でお試しを。
そして最後に育成面。
キメラは女の子を犯す事で得られる因子(経験値)を使い、魔法やその追加能力の取得や装備する細胞を取得していきます。
魔法は通常魔法と強化魔法の二種。様々な性質を持つのでいろいろ試してみましょう。追加能力を付与する事で攻撃力強化やその場で停止させ地雷の様に使うなど戦術も無限大に考える事が出来ます。
Hシーンについて
女の子は全部で12人おり、1人につき二つのシーンが存在。基本的には倒してHなので凌辱が殆ど。
初めは嫌がるものの魔物の特殊効果によって敏感で淫乱にされてしまうので嫌なのに体が…というパターンで堕ちていきます。一部ルートによっては凌辱でなく仲良く純愛Hもアリ。
犯すのは全てキメラながら形状自由自在なので犯す方もシーンごと違い、上図のように蛇触手になって犯したり
吸血鬼として犯したりも。モンスター姦が好きな人にたまらない構成になってます。
キャラクターの性質も竜人や悪魔、妖精、植物など様々。モン娘という単語に反応する人にもかなりおススメ。
まとめ
総プレイ時間は回想、シーンコンプリートまで約10時間ほど。まだ全敵を最高ランクで撃破していないので要素をフルコンプとなるともう少しかかるかも。
中心となるストーリーの誘導が絶妙でルートやイベントをプレイヤーが自由に選べるにもかかわらず、シナリオを埋めるごとに徐々に真相や裏事情が判明していくのは本当にスゴイ。新たなシナリオやイベントを発生できた時の達成感や自身で物語を変えていく快感を是非とも味わってほしいです。
探索ゲーとしてもアクションゲーとしてもかなり高いレベルでまとまっているので、とりあえず面白い新作をプレイしたいという方にお勧めの作品。
アクションゲームという事もあるのでまずは体験版からプレイして見ては如何でしょうか。
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